原料費調整制度

原料費調整制度について

原料費調整制度とは為替レートや輸入原料価格の変動などによる原料費の変動を、すみやかにガス料金に反映させる制度です。
各月の平均原料価格が、基準となる原料価格(基準平均原料価格)に対し、上回りまたは下回る場合には、その変動額に応じ単位料金(1m³あたりの単価)を調整いたします。

適用の範囲

ガス小売供給約款料金および選択約款料金に適用します。

単位料金の調整

(1) 調整単位料金の算定

平均原料価格が基準平均原料価格以上のとき

計算式計算式

平均原料価格が基準平均原料価格未満のとき

計算式計算式

※算定結果の小数点第3位以下は切り捨てます。

(2) 平均原料価格の算定

基準平均原料価格( トン当たり) = 35,250円

計算式計算式

トン当たりLNG 平均価格およびトン当たりLPG 平均価格は、当社に掲示いたします。

貿易統計の数量および価額から算定したトン当たりLNG 平均価格( 算定結果の10 円未満の端数を四捨五入し10 円単位といたします)およびトン当たりLPG 平均価格( 算定結果の10 円未満の端数を四捨五入し10 円単位といたします) をもとに次の算定式で算定し、算定結果の10 円未満の端数を四捨五入した金額といたします。

(3) 変動額の算定

平均原料価格が基準平均原料価格以上のとき

計算式計算式

平均原料価格が基準平均原料価格未満のとき

計算式計算式

※算定結果の100円未満の端数を切り捨てた100円単位の金額とします。

平均原料価格の適用時期

平均原料価格の算定期間並びに調整単位料金への適用月は以下のとおりとなります。

平均原料価格の算定期間 調整単位料金への適用月
1月~3月 6月
2月~4月 7月
3月~5月 8月
4月~6月 9月
5月~7月 10月
6月~8月 11月
7月~9月 12月
8月~10月 翌年1月
9月~11月 翌年2月
10月~12月 翌年3月
11月~翌年1月 翌年4月
12月~翌年2月 翌年5月

料金への反映イメージ

料金への反映イメージ料金への反映イメージ

調整単位料金のお知らせ

適用する調整単位料金は、毎月の検針の際にお届けする「ガスご使用量のお知らせ(兼)ガス料金等口座振替済領収証」(検針票)等にてお客様にお知らせいたします。
また、調整単位料金の算定基礎となるトン当たりLNG平均価格およびトン当たりLPG平均価格については、店頭に掲示いたします。